海外に暮らしながら日本文化を楽しんで継承しているひと

まゆだるま代表
長谷川真弓
Mayumi Hasegawa

1977年東京生まれ。21歳で独立起業する。独学で革のなめし·染色·加工について研究、製作を行い、2001年レザーブランド「MAYUMI HASEGAWA」を創立(株式会社マーユを設立)する。自ら染めて加工した革を使い、デザインしたバッグやベルト、財布をはじめとする革製品を手作り量産する。全国の百貨店やセレクトショップに商品を卸販売を行う傍ら、2006年には東京・表参道に直営店を2店舗構える。2008年、バンタンデザイン研究所専門学校にて革についての講師として講義も行なった。宝島社雑誌「MonoMax」「カバン·オブ·ザ·イヤー」にて、鞄の審査員を毎年担当している。2009年より毎月雑誌「LEON」などのファッション雑誌に掲載され、デザイナーとしてTVやラジオなどにも多数出演、革業界初の女性デザイナーとしての地位を確立した。
2010年より日本の物作りを研究しながら、日本中を旅する。職人への敬意は良い文化の継承として、物を通じて物作りの大切さを発信する為、2014年株式会社万化を設立。デザイナー兼職人の一人として、藍染めや漆を使って革を染めることを職人たちと研究してきた。また、クールジャパン機構の海外イベントに帯同するなど、日本文化の発信者としても活躍した。

2014年から手掛けている「ACAMAL」ブランドは、日本発ブランドであり、全ての作品は、デザイナーと日本の伝統的な職人(技術)がタッグを組むことで生み出している。日本の素晴らしい伝統技法を残していく為に、生活の中でいつも使う物を提供し、使うことで人々の身体に染み込む物作りで、物を大事にする心を大事にしている

「ACAMAL」の製品は、銀座SIXをはじめ都内百貨店やセレクトショップなどで販売された他、毎年東京にて単独展示会を5年間開催した。財界人、芸能人、相撲界、アスリート、アーティスト等のファンを多く持つ。


2017年より東京都豊島区にて女性起業家として選抜され、起業についての講演を行なっている。また、これまでの20年の経験を生かし、老舗ブランドや、起業者などへのブランドコンサルティングを行っている。日本の素晴らしい物作りを世界に発信していく為に、2019年12月よりアメリカオレゴン州·ポートランドに移住。現在は、心身の大事さを伝えていくために、気功師として、気功施術をはじめ、呼吸法クラスを開催している。(真弓堂;https://mayumido.com)